確定申告について正しい知識を整理しておきましょう！
当記事はアフィリエイト広告を利用しています。
もうすぐ確定申告の時期ですね。
そもそも確定申告とは1年間の所得に対しての納税額を計算し、申告して納税をする手続きのことを言います。
当然アフィリエイトで報酬が発生した場合も、確定申告の対象となり納税の義務が発生します。
しかし、アフィリエイト報酬が少ない場合や、必要経費と相殺することで確定申告が不要になるケースも存在します。
そこで今回はアフィリエイトでの確定申告についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
どのような場合にアフィリエイトで確定申告が必要なのか？
アフィリエイトで確定申告が必要なのは大きく分けて以下の2パターンとなります。
- 副業としてアフィリエイトを実践し年間の収入が20万円以上発生。
- 主婦・主夫・学生の場合で48万円以上の収入が発生。
会社員をしながら副業としてアフィリエイトを実践している場合、継続的に収入が発生していなくても年間所得が20万円以上なら確定申告が必要です。
この場合のアフィリエイトで得た所得は「雑所得」となります。
主婦・主夫だと基礎控除として48万円が差し引かれ、アフィリエイト所得が103万円を超えると「所得税」が課税されます。
「配偶者特別控除」の金額も減ってしまいますので、所得以上に税金や控除等について検討する必要がありますね。
また不定期なアルバイトや派遣等で給料を貰っている場合でも、給与所得とアフィリエイトで得た所得を合算して48万円以上の収入が発生すると、確定申告が必要になります。
アフィリエイトで必要経費と認められているものは？
アフィリエイト作業やサイトの運営等にかかった費用は、必要経費として認められるものがあります。
代表的な例を以下にまとめてみました。
- 通信費・・・インターネット接続料、レンタルサーバー契約料、ドメイン所得費用
- 新聞図書費・・・アフィリエイトに関する書籍代
- 消耗品費・・・10万円以下の消耗品の代金
（アフィリエイトに必要なパソコン、プリンター、インク、用紙等） - 減価償却費・・・10万円以上のパソコンや機材の代金（固定資産として分割計上）
- 水道光熱費・・・パソコンやスマホを使用する際の電気代等
- 雑費・・・アフィリエイトに関するセミナーや塾、コンサル料等
アフィリエイト収入－必要経費＝所得といった流れになります。
必要経費として申請する際は領収書やレシートが必要なので、必ず保管しておきましょう。
また上記の場合でも状況によって経費と認められない場合があります。
（参考：やさしい必要経費の知識 国税庁）
詳しくは所轄の税務署やアフィリエイトに詳しい税理士に相談してみてくださいね。
所得税の計算方法は？
所得税を算出するには以下の２段階の計算が必要です。
- 課税所得＝合計所得－所得控除
- 所得税＝課税所得×税率－税額控除額
まずは合計所得から基礎控除の他に社会保険料や生命保険料、扶養控除、配偶者控除、医療費控除等の所得控除金額を差し引いた課税所得を算出します。
次に課税所得に税率を掛けた金額を算出後、控除額を差し引いた金額が所得税となります。
所得税の税率と控除額は以下のように規定されています。
引用：No.2260 所得税の税率（2023年2月1日現在）国税庁
アフィリエイト収入の確定申告は忘れないようにしましょう
確定申告の期間は毎年2月16日から3月15日までとなっています。
ついつい忙しすぎて申告を忘れてしまっていた場合でも、
気づいたら直ぐに申告するようにしてください。
期間が過ぎた後だと「期限後申告」となりペナルティとして、「延滞税」「無申告加算税」や悪質な場合は、「重加算税」が加算されることもあります。
無申告の状態がバレると社会的信用を失うだけではなく、所得証明書や非課税証明書の発行も出来なくなります。
銀行でローンが組めなくなったり、国民健康保険料の軽減措置が受けられなくなるといったデメリットだらけなので、
アフィリエイト収入＝確定申告と常に考えておくようにしてくださいね。
